管理番号 | 新品 :60835920 | 発売日 | 2024/06/25 | 定価 | 58,000円 | 型番 | 60835920 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
■商品詳細 下中弥三郎 刷毛目 平鉢 平凡社創始者 魯山人の製陶 彌三郎窯 やざぶろう窯 芳 作家 松島芳 サイズ 直径28cm 高さ6cm 高台の直径14cm 高さ1.5cm 「やざぶろうの窯」 平凡社の前社長の下中弥三郎翁は出版界の巨人で、偉大な業績をかずかず残されたが丹波立杭の窯元に生まれ、 若い時には轆轤もまわし、十九の年には横座といって、製陶の指導監督もされたことである。 1960年には「陶工やさぶろう」にかえり、もう一度やきものをつくることを念願とされていた。 保士谷の朝日山に窯をきづかれたが、ここに隠棲の家をつくり静かな作詞三昧に入られずに長逝されたことは 遺憾である。下中翁の銘を受けて保土ヶ谷にやざぶろう窯を実際に運営し制作に従事していたのは、松島宏明さんである。 松島さんは昭和の初めから30年以上北大路魯山人の元で働き、数多い北大路魯山人の作品の多くは松島さんが轆轤を引いたものである。 また魯山人の窯の釉薬の調合や窯焚は松島さんがされていたのである。 制陶には長い経験の持ち主である。下中翁の亡後はその意思を次いで「やさぶろう窯」の運営に当たっている。 大型の御清賞をお勧めしたい。 この作品はその息子の松島芳の作品である。 よって息子の松島芳はお父さんの厳しい薫陶を受けており、制陶の腕は世間に言う魯山人の正真正銘の制陶の弟子と言えるでしょう。 松島芳の作品は魯山人の面影が偲ばれるものがある。